WBR-20261002-008
時間反転対称性を破る超伝導体か
イッテルビウム二アンチモン化物(YbSb2)という超伝導体が、時間反転対称性を破る可能性があると報じられている。
時間反転対称性とは、多くの物理法則を数学的に時間の順方向・逆方向のどちらでも同じように扱える性質を指す。

イッテルビウム二アンチモン化物(YbSb2)という超伝導体が、時間反転対称性を破る可能性があると報じられている。
時間反転対称性とは、多くの物理法則を数学的に時間の順方向・逆方向のどちらでも同じように扱える性質を指す。

奇妙なのは、この物質がタイプI超伝導体として特徴づけられた一方で、記事ではこの対称性の破れが通常、より型破りなタイプII超伝導体と結び付けられている点だ。
報道によると、この物質は約マイナス272℃で超伝導状態になり、その後の測定でごく小さな内部磁場が検出されたという。
記事は、電子が通常とは異なるスピン三重項の対を作り、磁気的な効果が相殺されない可能性を説明している。
研究者らは量子情報を守る用途も示唆しているが、その意味合いは報告上の解釈にとどまる。
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