WBR-20261016-004
水中のプラスチック粒子、化学的に不活性ではない可能性
水中のプラスチック粒子の表面で、反応性の高い酸素含有分子が生じる可能性を、ある研究チームが実験で報告した。
化学的に安定した素材として使われるプラスチックにとっては、意外な結果だ。

水中のプラスチック粒子の表面で、反応性の高い酸素含有分子が生じる可能性を、ある研究チームが実験で報告した。
化学的に安定した素材として使われるプラスチックにとっては、意外な結果だ。

研究チームは水中で6種類のプラスチックを調べ、いずれからもラジカルが生じたと報告している。
水をはじきやすいプラスチックほど信号が強く、界面活性剤で粒子表面の水の層を変えると効果は弱まったという。
チームは、水をはじく表面の近くでは水分子の並び方が変わり、表面の電荷もラジカル生成を起こしやすくする可能性を説明として示している。
さらに、プラスチック粒子を使った実験ではタンパク質の凝集とマウス赤血球の損傷も報告された。
ただし、人体への曝露や病気との関係は未解明だという。
実験に使われた粒子の多くは新しい実験用粉末であり、粒子の古さや大きさ、現実の曝露量、人体への影響の大きさは今後の課題とされている。
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