Sogou Input Method、GrayRabbit侵入手口に対処するリンク制限を追加
Sogou Input Methodが、カスタムリンクで開けるウェブ内容を制限したと報じられた。
研究者は更新前の挙動をGrayRabbitバックドアの侵入経路と結び付け、内蔵ブラウザーには別の懸念も残るとしている。

カスタムリンクの行き先を制限
BleepingComputerは、研究者らがTencentのWindows向けSogou Input MethodにあるCVE-2026-51990を、UNC3569がGrayRabbitバックドアの導入に悪用していると観測したと報じた。
これは、遠隔からソフトウェアにコードを実行させるリモートコード実行(RCE)の脆弱性とされる。
記事によると、細工されたカスタムリンクによってアプリケーションへ攻撃者制御の引数を渡し、内蔵された旧式のChromiumブラウザーで悪意あるページを開く手口だった。
Tencentはバージョン16.3.0.3498でリンク処理を変更したとされる一方、研究者らは内蔵ブラウザーが旧式でサンドボックスなしのままだと警告している。
報道によると、更新前のSogou Input Methodでは、プロトコルハンドラーがURL引数を検証せずに受け取り、内蔵ブラウザーは行き先を制限されないまま移動できた。
報道によると、TencentはGrayRabbitの展開につながったとされる脆弱性への対応として、Sogou Input Method 16.3.0.3498でURL引数の検証、HTTPS限定、SogouおよびTencentの承認済みドメインへの移動制限を導入した。
報じられた修正は、主張されている攻撃連鎖の複数の箇所でカスタムリンクの扱いを変えるものだ。
一方で、研究者らの警告は内蔵ブラウザーの安全性に別の懸念が残ることを示している。
情報元
- BleepingComputerHackers exploit Tencent app flaw to deploy GrayRabbit malware元記事を読む →