SteamOSの互換層、Arm機器とAndroid APKへ拡張
ValveがSteamOSに、FEXとLeptonという互換層を加えると報じられた。
Arm上でのx86ソフトウェア実行と、Steam FrameでのAndroid APK実行へ対応を広げるという。

FEXとLeptonで2つの互換経路を追加
Ars Technicaは、ValveがSteamOS搭載のSteam Frame向けに、追加の互換層を2つ導入していると報じた。
Valveがオープンソースのfex-emuを移植したFEXは、Armチップセット上でx86プロセッサ命令をエミュレートする。
LeptonはWaydroidを拡張し、ソフトウェアコンテナを通じて標準的なAndroid APKを実行する仕組みだという。
記事は、ValveがほかのArm機器向けSteamOSも検討しているとしている。
さらにVR.orgによるSteamメタデータの調査として、「Great on Frame」の最初の120本のうち52本がLeptonで変換されたAndroid実行形式として動くと伝えている。
SteamOSは主に、LinuxベースのシステムでWindows向けゲームを動かす互換層Protonで知られていた。
初期のSteamOSでは、Valveは開発者に個別のLinux版を作るよう求めていた。
報道によれば、FEXとLeptonの追加により、SteamOSの互換性はWindowsゲーム以外にも広がる。
FEXはArmハードウェア上でx86命令をエミュレートし、Leptonはソフトウェアコンテナ内でAndroid APKを実行する。
この動きが報道どおりなら、SteamOSはWindows版やLinux版として個別に提供されたソフトウェアへの依存を減らせる。
Armベースのハードウェアと、AndroidベースのQuestヘッドセット向けに作られたスタンドアロンVR作品の双方が、Steamのエコシステムにつながる可能性がある。
情報元
- Ars TechnicaNot just Proton: Getting to know Valve's new SteamOS compatibility layers元記事を読む →