AIでAndroid端末の操作を自動化するRatHatが報じられる
Androidマルウェア「RatHat」に、侵害した端末の画面をAIで読み取って操作を導き、操作者がリアルタイムで触れずに操作を進められるとされる機能が加わったという。

画面構造をAIへ送って操作を取得
BleepingComputerは、研究者がAndroidマルウェア「RatHat」を分析したと伝えた。
報道によると、RatHatはアクセシビリティ権限を悪用し、画面上の要素を扱うためのAI搭載の自動化エンジンを使う。
端末のアクセシビリティツリー(画面要素の構造)をXML形式にして名称非公表の一般的なAIアシスタントへ送り、要素の位置や画面移動の指示を受け取るという。
報道はさらに、持続化、認証情報を盗むための画面オーバーレイ、SMSや通知の傍受、削除妨害の機能も挙げている。
報道で比較対象とされた、固定スクリプトだけに依存する画面操作の自動化では、画面の変化に合わせた判断は組み込まれていない。
RatHatは、Android端末の画面構造をAIで解釈して操作指示を返す仕組みを使い、固定スクリプト型より適応的な遠隔操作を行うと報じられている。
固定手順への依存が減る可能性
この分析内容が正しければ、AIによる画面解釈は、事前に書かれた操作手順への依存を減らし、画面変化に対応してマルウェアが操作を進められるようになる可能性がある。
情報元
- BleepingComputerNew RatHat Android malware uses AI to automate device control元記事を読む →