LLMの「ドゥームループ」巡る黒塗り資料、開示書面で表面化か
ニューヨーク・タイムズの著作権訴訟で、従来非公開だったMicrosoftとOpenAIの資料を含む書面が開示されたと報じられた。
LLMの学習、出版社への流入、コンテンツ供給を巡る社内の発言が引用されているという。

著作権訴訟の開示書面に内部資料
404 Mediaは、ニューヨーク・タイムズが略式判決を求めて提出し開示された書面に、従来は非公開または黒塗りだったMicrosoftとOpenAIの文書・証言が引用されていると報じた。
報道によると、この書面には、AI製品が制作者のコンテンツを利用する一方で、その供給元への流入を減らすという「ドゥームループ」に言及したMicrosoftの内部文書が含まれる。
また、LLMの学習データ、Bingからニュースサイトへのクリックが90%超減ったとの主張、ニューヨーク・タイムズの有料記事の閲覧制限を回避するOpenAIの仕組みに関する主張も書面にあるとされる。
ニューヨーク・タイムズの著作権訴訟で引用されたMicrosoftとOpenAIの資料は、報道によれば、それまで非公開または黒塗りだった。
略式判決を求める申立書が開示され、LLM製品が出版社やウェブに及ぼすリスクを社内で認識していたことを示す資料が含まれると報じられた。
LLMの学習と出版社への影響を巡る外部からの批判だけでなく、企業内部の資料が主要な著作権訴訟で公になったとされる点に変化がある。
資料の性格付けと根拠は、ここでは独立に検証されていない。
情報元
- 404 Media‘Doom Loop’: OpenAI and Microsoft Admits LLMs Are Destroying the Web and Built on Theft元記事を読む →