欧州・カナダを狙うとされる新Androidバンキングマルウェア「RemControl」
Android向けのRemControlが、TVTap IPTVを装う広告や偽のダウンロードページで配布されると報じられた。
欧州、カナダ、中東の一部を狙うとの説明だが、活動の主張は独立に検証されていない。

TVTapを装う広告と偽Google Playページ
報道によると、RemControlは悪意ある広告キャンペーンとTVTap IPTVを装う偽のGoogle Playページから、Android端末向けのドロッパーを配布する。
アクセシビリティサービスの権限が許可されると、銀行アプリ上にフィッシング画面を重ねて認証情報などを収集し、画面や操作画面のデータを送信したり、端末を遠隔操作したりできるという。
イタリア、フランス、スペイン、ポーランド、ポルトガル、カナダ、中東の国々の利用者が標的とされている。
報道によると、RemControlのインフラは少なくとも5月から稼働していた一方、最初のサンプルが確認されたのは7月で、30種類超の銀行認証情報を狙うフィッシング画面が含まれていた。
RemControlは、TVTap IPTVを装う偽のGoogle Playページを通じて配布され、欧州、カナダ、中東の一部の利用者を標的にするマルウェア・アズ・ア・サービス(MaaS、マルウェアをサービスとして提供する形態)として報じられている。
このプラットフォームは、銀行向けのフィッシング画面に加え、Androidのアクセシビリティ機能を使った広範な端末操作と、Google Play Protectの検査を妨げる仕組みを備えるとされる。
報道で引用された研究者は、Telegramチャンネル経由で指令・制御情報を切り替えられる構成も指摘している。
情報元
- BleepingComputerNew RemControl Android banking malware targets users in Europe and Canada元記事を読む →