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NIR-MAXWELL、未透明化の固定マウス脳の血管を800µmまで観察したとの研究結果

科学未確認更新:

理化学研究所などの共同研究グループは、組織内で可視光より散乱されにくい近赤外光(NIR)を使い、透明化していない摘出・固定マウス脳で深さ800µmまで血管を観察したと発表した。

NIR-MAXWELL、未透明化の固定マウス脳の血管を800µmまで観察したとの研究結果

固定マウス脳を透明化せず撮影

共同研究グループは、X線ライトシート顕微鏡と近赤外光検出を組み合わせたNIR-MAXWELLを開発したとしている。
血管に蛍光体を含む材料を充填した、透明化していない摘出・固定マウス脳を用いる試験で、脳表面から800µmまで連続した血管構造を可視化したという。

報告された比較では、透明化していない同一の摘出・固定マウス脳試料を用いたところ、可視光検出で連続した血管構造を確認できた深さは脳表面から300µmだった。

研究チームは、近赤外光検出によって連続した血管構造を確認できる深さが、今回の撮影・解析条件で800µmとなり、可視光検出時の約2.7倍に広がったとしている。

800µmの実証と臨床利用を区別

報告された手法は、時間や手間を要し、組織の大きさに影響し得る透明化処理をせずに、生体組織内のより深い三次元血管構造を調べる手段となる可能性がある。
実証は固定マウス脳試料に限られ、臨床利用や医療上の効果を示すものではない。

情報元

  • 理化学研究所 研究成果X線と近赤外光を組み合わせたライトシート顕微鏡を開発
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