氷の複合材料BioPykrete、通常の氷の10倍の強度を試験で示したと報じられる
BioPykreteという氷の複合材料が、通常の氷の10倍の強度を示したと報じられた。
植物由来のセルロース・ナノ結晶と設計されたタンパク質を使う、小規模な概念実証だという。

セルロースと結合タンパク質を氷に追加
ScienceAlertは、研究チームがセルロース・ナノ結晶とCBM3a-AFPIIIというタンパク質を氷に加えてBioPykreteを作ったと伝えた。
これは小規模な概念実証研究であり、材料は急に砕けるのではなく、より段階的に変形すると説明されている。
報じられた試験ではBioPykreteと通常の氷が比較されている。
一方で、実際の建設用途におけるより広い比較は、この情報では示されていない。
研究チームは、氷にセルロース・ナノ結晶と結合用に設計したタンパク質を加えた複合材料BioPykreteを作製したと報じられている。
試験では通常の氷の10倍の強度を示し、破断前に吸収できるエネルギーは70倍だったという。
後続試験で結果が裏付けられれば、遠隔地の寒冷環境向けの氷を基盤とする材料の開発に役立つ可能性がある。
ただし、長期耐久性や変化する条件下での性能は今後の検討が必要だ。
情報元
- ScienceAlertA New 'Super Ice' Is 10 Times Stronger, Bringing It Close to The Strength of Concrete元記事を読む →