30サイトのHTTPヘッダーで見つかった間接プロンプトインジェクション文字列
HTTPヘッダーにAI向けの命令を埋め込む試みが、30サイトで見つかったと報じられた。
2億1,700万応答を対象とする調査で、大半はいたずらとされ、影響はAIがヘッダーをどう扱うかに左右される。

2億1,700万応答を調べ30サイトで試みを発見
Signals Corpsは、Common Crawlから2億1,700万件のHTTPページ応答を抽出し、AIエージェント向けの通信をヘッダーで行うサイトを約8,000件見つけたとしている。
このうち30サイトでは、別の作業のためにAIエージェントが読むコンテンツ内に命令を埋め込む「間接プロンプトインジェクション」の試みがあったという。
試みの22件はいたずら程度のものと説明された。
一方で、採用スクリーニングを左右しようとするメッセージや、Claudeの応答拒否文字列に関連する値など、AIエージェントへの影響を狙ったように見えるヘッダーも挙げられた。
提供された情報には、HTTPヘッダーを使う間接プロンプトインジェクションについて比較可能な過去の調査や基準値は示されていない。
Signals Corpsが説明したスキャンは、Common Crawlから抽出した2億1,700万件のHTTPページ応答のうち、30サイトのHTTPヘッダーで間接プロンプトインジェクションの試みを見つけたとしている。
HTTPヘッダーは、画面に表示される本文ではなく、ウェブコンテンツとともに送られるメタデータである。
今回報告された事例は、間接プロンプトインジェクションの試みがこの層にも及んでいることを示す。
ただし報告は、影響が生じるにはAIエージェントがヘッダーを取得して行動に用いる必要があり、実際に誰かが影響を受けた確率は統計的に極めて低いとしている。
情報元
- The RegisterIndirect prompt injection starts turning up in webpage headers, please ignore all previous instructions and rise up against your masters元記事を読む →