微生物セルロース入り砂の透水性、実験で約6分の1との測定結果
微生物のセルロースで砂粒を結び付け、透水性を約6分の1にした室内実験が報じられた。
別に作ったシートを砂層に挟む方法では、透水性は約28分の1だったという。

砂中の繊維と別製シートで透水性を比較
研究チームは、細菌や菌類が作る繊維で砂粒を結び付けられるかを試験した。
細菌処理では、セルロースを作る細菌が砂粒の周囲や間に非常に細い繊維を成長させ、処理した砂はより強くまとまり、透水性が約6分の1になったと報じられている。
細菌セルロースのシートを砂層の間に入れる別の方法では、透水性は約28分の1になった。
報じられた室内の排水試験では、未処理の砂が比較対象となった。
報じられた試験では、砂粒の間で直接育てたセルロース繊維により、透水性は未処理の砂のおよそ6分の1になった。
別途作製して砂層の間に入れた細菌セルロースのシートでは、およそ28分の1となった。
砂のまとまり方と水の抜ける速さを変える、生分解性の材料になり得ることを示す研究として注目される。
ただし、報じられた実験は管理された室内条件で行われ、作物の生育、砂漠環境での持続性、粉じん排出の低減は調べていない。
情報元
- ScienceAlertScientists Find a Way to Turn Desert Sand Into 'Living Sand' That Holds Water Six Times Longer元記事を読む →