鉄さび主成分ヘマタイトで高次多極子状態を検出
鉄さびの主成分ヘマタイトで、複雑な電子分布である高次多極子状態を検出したと報告された。
電場をかけたX線測定と第一原理計算を組み合わせる手法だという。

電場下のX線測定と第一原理計算を融合
東京大学と理化学研究所の研究者らは、フランスの共同研究者とともに、ヘマタイトに電場をかけながらX線を照射する測定手法を開発したと報告した。
この手法で高次多極子状態を検出し、1兆分の1ミリメートル単位のイオン変位を捉えたとしている。
この材料について直接比較できる従来の測定値や基準値は、今回確認できた情報だけでは分からない。
研究グループは、電場下のX線吸収分光と第一原理計算を組み合わせ、ヘマタイトで高次多極子状態を検出したと報告している。
この報告は、さびに関わる一般的な酸化鉄であるヘマタイトの複雑な電子状態を調べる手法を示すものだ。
今回の情報には、実用化や具体的な応用は示されていない。
情報元
- 理化学研究所 研究成果鉄さびの中の隠れた磁気状態を解明元記事を読む →