小規模調査でネコと飼い主の尿中オキシトシン濃度に相関
小規模研究で、ネコと飼い主の尿中オキシトシン濃度に相関が報告された。
近くで過ごすことと飼い主の活気にも関連があったが、因果関係は不明で独立検証もされていない。

ネコ24匹と飼い主19人の尿試料を追跡
京都大学と麻布大学の研究グループは、尿試料を得られたネコ24匹と飼い主19人を対象に、1か月間、尿中のオキシトシンとコルチゾールを測定した。
オキシトシンは親子の絆形成に関連するホルモンで、研究グループは飼い主とネコの濃度に相関があったと報告した。
飼い主のコルチゾールが高いほどネコのオキシトシンが低い関連もみられたが、コルチゾール濃度同士には明確な関連はなかった。
オキシトシン濃度が高いネコの飼い主ほどネガティブな気分が低く、ネコの近くで過ごす飼い主ほど活気が高い関連も報告された。
研究グループによると、ネコと飼い主のホルモン濃度のこの特定の関係は、これまで調べられていなかった。
この研究は、ネコと飼い主の尿中オキシトシン濃度に相関がある一方、両者のコルチゾール濃度には明確な相関がないと報告した。
ネコと飼い主の生理状態の結びつきについての観察データを加える研究である。
ただし示されたのは相関であり、どちらが原因か、あるいは因果関係があるかは分からないと研究者らは述べている。
情報元
- 京都大学 研究成果ネコと飼い主、オキシトシン濃度が相関―ネコとの近さは飼い主の活力とも関連―元記事を読む →