ヤンバルクイナの凍結精子、人工授精後の胚が孵化直前まで発生
研究グループは、絶滅危惧種ヤンバルクイナで凍結精子を人工授精に使い、有精卵の胚が孵化直前まで発生したと報告した。
雛は孵化していない。

融解した精子で受精し21日目まで発生
研究グループは、凍結時に細胞を保護する凍結保護物質N-メチルアセトアミドを含む保存液でヤンバルクイナの精子を凍結したと報告している。
精子を融解して人工授精を行った後、有精卵を採取したという。
この卵では、孵卵開始後21日目まで胚の発生が確認され、父子判定でも受精が凍結精子によるものと確認されたとしている。
雛は殻をうまく割れず、孵化しなかった。
研究グループはヤンバルクイナ精子の凍結保存を初の成功と位置付けているが、この記録には独立に検証された比較可能な成績データはない。
研究報告によると、凍結精子を融解して人工授精に用い、有精卵を得た。
この卵の胚は孵卵開始後21日目、孵化直前まで発生したが、孵化には至らなかった。
孵化した雛の作出には至らず
この報告が再現され、技術がさらに確立されれば、凍結精子をこの絶滅危惧鳥類の人工授精に使えることを示す成果となる。
ただし、凍結精子から孵化した雛の作出はまだ示されていない。
情報元
- 国立環境研究所 研究成果ヤンバルクイナ精子の凍結保存に成功、 人工授精後の卵の発生を確認 ~絶滅危惧鳥類の人工繁殖への応用に期待~元記事を読む →