南シナ海の採掘試験中、栄養循環に関わる微生物遺伝子が増減
未検証の研究紹介によると、2020年の南シナ海の試験で、巻き上がった堆積物に伴い、海底近くで栄養循環に関わる微生物遺伝子の変化が確認されたという。

採掘前と採掘中の水とDNAを比較
報告された研究によると、水深約1,300メートルでコバルトに富む岩石を回収した採掘試験で、研究者らは採掘前と採掘中に水を採取し、岩石と水のDNAも調べた。
その結果、栄養塩に関わる微生物遺伝子のシグナルが採掘中に変化したという。
報告されたこの研究は、2020年の試験で採掘前と採掘中に集めた試料を比較しているが、両者の採取間隔は示していない。
採掘中には、窒素固定と亜硝酸還元に関わる遺伝子の存在量が水試料で低下し、脱窒と異化的硫酸還元に関わる遺伝子は、報告された試料で増加した。
1回の試験条件に限られた観測
この観測は、1回の深海採掘試験で、海底近くの栄養塩を変換する微生物の働きに関連する測定可能な変化が見られたことを示す。
ただし、対象はその試験の採取条件に限られ、変化までの時間や長期的な影響は明らかにしていない。
情報元
- ScienceAlertA Deep-Sea Mining Trial Rapidly Threw The Seafloor Ecosystem Off Kilter元記事を読む →