地球の核とマントルで続く原始物質の交換を示す証拠
報じられた研究は、海洋島玄武岩の同位体シグネチャーが、地球の核から原始的な物質が上方へ移動していることを示すとする。
そこには、マントルや地殻で鉱物中に取り込まれた水となり得る水素も含まれる。

水素輸送のシミュレーションと同位体を検討
中国科学技術大学の研究者らは、機械学習で強化した経路積分シミュレーションを用い、地球内部での水素輸送を調べた。
ScienceAlertは、水素・ヘリウム・タングステンの同位体パターンと合わせ、核由来の物質が海洋島玄武岩を生むマントルプルームへ達していることを結果が支持すると伝えた。
報じられた研究は、深部マントルの水素同位体比の違いが初期のマグマオーシャン結晶化の痕跡なのか、核とマントルの化学的交換を反映するのかを検討した。
研究者らは、マグマオーシャン結晶化のシミュレーションと、海洋島玄武岩に含まれる水素・ヘリウム・タングステンの同位体証拠から、核とマントルの間で物質交換が続いていることが示されると報告した。
この解釈では、現在の深部マントルの水素同位体シグネチャーは、初期分化の単純な記録ではない。
原始状態だけではない深部のシグネチャー
この報じられた解釈が成り立つなら、深部下部マントルの同位体シグネチャーは、地球初期のマグマオーシャンだけでなく、地球史を通じて続いた核との交換を反映することになる。
情報元
- ScienceAlertEarth's Core Is Leaking All Sorts of Materials That Have Been Trapped Since Our Planet's Birth元記事を読む →