CBL-514、少人数解析で内臓脂肪の低下を示す
第2相試験のうち41人を解析した結果、CBL-514注射はプラセボより内臓脂肪が低いことと関連した。
別のラット実験ではチルゼパチド終了後の体重再増加も少なかった。
これは未検証の予備的根拠であり、GLP-1薬中止後の体重再増加を人で防ぐ効果を示す査読済みの知見ではない。

皮下脂肪試験から41人の内臓脂肪解析へ
注射薬CBL-514の第2相試験2件(参加者107人、173人)では、皮膚のすぐ下にある皮下脂肪が大半の参加者で減少したとされる。
その後の41人の解析では、最大12週間CBL-514を投与された人の内臓脂肪は平均12.01%減少し、プラセボ群では最終注射の4週間後に平均5.68%増加した。
ラットでは、CBL-514とチルゼパチドの併用群で、チルゼパチド中止後の体重再増加も少なかったとされる。
提供された根拠では、CBL-514が人でGLP-1薬の治療終了後の体重再増加を防ぐことは示されていない。
この点に関する根拠は現時点では動物実験に限られる。
CBL-514の初期試験結果に、内臓脂肪の低下を示す小規模なプラセボ比較が加わった。
ラット実験では、チルゼパチド中止後の体重再増加が少ない可能性も示されたが、人では未確立である。
持続性と安全性は大規模長期試験へ
CBL-514は、脂肪細胞を単に縮小させるのではなく、アポトーシス(細胞が自ら死ぬ仕組み)を起こす治療として研究されている。
初期結果は内臓脂肪への作用の可能性を示すが、効果の持続、健康への影響、安全性を調べるには、より大規模で長期の人での試験が必要である。
情報元
- ScienceAlertA New Injection Makes Fat Cells Self-Destruct, And Might Prevent GLP-1 Weight Regain元記事を読む →