SiteGuard Server Editionの脆弱性、悪用が報じられroot/SYSTEM権限の実行を許す
デフォルトで有効な統計機能にあるOSコマンドインジェクションの脆弱性が悪用され、影響を受けるサーバーでrootまたはSYSTEM権限のコマンド実行につながると、ベンダーとJPCERT/CCが伝えている。

統計機能の有効化が悪用成立の条件
BleepingComputerは、攻撃者がSiteGuard Server EditionのOSコマンドインジェクション脆弱性CVE-2026-106931を悪用していると報じた。
この脆弱性は統計機能にあり、同機能が有効な場合、rootまたはSYSTEM権限でコマンドを実行できるという。
報告によれば、FreeBSD以外のApache httpd、Nginx、IIS向けではバージョン2.20以降8.00 Update 5未満、FreeBSD上のApache httpdおよびNginx向けではバージョン2.20以降7.00 Update 6未満が影響を受ける。
IIS版3.10から4.00 Update 4までは影響を受けないとされる。
この脆弱性が悪用される以前の状態や、比較できる過去の攻撃規模は、今回確認できた情報だけでは分からない。
この報告は、CVE-2026-106931が実際に悪用されていると新たに示し、影響を受けるSiteGuard Server Editionのバージョン範囲を記載した。
ベンダーは更新のほか、更新できない場合には統計処理用のパッチを提供している。
また、対処によって攻撃の痕跡が消える場合があるとして、実施前に診断情報を保存するよう勧めている。
版とOSによって異なる影響範囲
ウェブアプリケーションファイアウォール(WAF)はウェブアプリケーションを保護するためのソフトウェアだが、この報告では脆弱なサーバー上でrootまたはSYSTEM権限のコマンド実行につながるとされている。
攻撃者、被害者、攻撃規模、手法は明らかになっていない。
情報元
- BleepingComputerHackers exploit SiteGuard WAF flaw to run commands as admins元記事を読む →