Kosmos 2612、ICEYE-X36へ無同意の至近接運用とされる初の低軌道ランデブー
ロシアの宇宙機Kosmos 2612が、ウクライナにも画像を提供する衛星群の一機である米国運用の商業画像衛星ICEYE-X36へ接近し、近傍にとどまったと伝えられている。
分析者らはこれを、低軌道で同意を得ずに行う、至近距離でのランデブーと説明した。

500メートル以内まで接近した可能性
LeoLabsの説明では、ロシアのKosmos 2612はICEYE-X36へ意図的に複数回機動し、至近距離で位置関係を変えながら滞在した後、離れていった。
記事はLeoLabsの情報として、両衛星の距離が500メートル以内、さらに近かった可能性もあるとしている。
記事は、今回説明された制御下の運用を、偶然の高速な衛星接近や、各国が自国衛星を用いて行ってきた試験と区別している。
この事象について独立検証された比較基準は示されていない。
LeoLabsによると、Kosmos 2612は数百キロメートル離れた位置からICEYE-X36へ接近し、その周囲で機動して近傍にとどまった後、離脱した。
記事が引用した分析者らは、これを低軌道で活動中の衛星同士が所有者の同意なく行った初の既知のランデブー(接近・相対位置調整を伴う運用)と位置付けた。
所有者の同意を得ない近接運用
伝えられた運用は、所有者の同意を得た衛星間の活動ではなく、活動中の商業衛星を対象にしたものとされる。
ICEYE-X36はICEYE USが所有し、ICEYEの衛星はウクライナを含む軍事利用者に画像を提供している。
情報元
- Ars TechnicaRussian spacecraft maneuvers in "extreme proximity" to satellite used by Ukraine元記事を読む →