水中のマイクロプラスチック、実験で水酸基ラジカルを生成と報じられる
マイクロプラスチックが水と接触し、水酸基ラジカルを生じた実験が報じられた。
タンパク質の凝集やマウス赤血球の損傷も観察されたが、人の健康影響を確立するものではない。

6種類の粉末状プラスチックを水中で試験
ScienceAlertは、Natureに掲載された研究として、研究チームが粉末状の一般的な商用プラスチック6種類を用い、実験、分析手法、計算で水中での反応性を調べたと伝えた。
報道によれば、マイクロプラスチックと水の接触で水酸基フリーラジカル(酸素と水素からなる、非常に反応性の高い分子種)が生じた。
さらに、この過程でリゾチームというタンパク質の凝集、マウス由来赤血球の変形と断片化が観察されたという。
今回報じられた実験は、実験室外でのマイクロプラスチック曝露量や健康影響について、過去と現在を比較したものではない。
報じられた研究は、一般的な6種類の粉末状プラスチックが水と接触すると、水酸基ラジカルを生じ得るという実験室での証拠を加えた。
これは、その試験条件下で粒子が化学的に不活性とは限らないことを示す内容だ。
この結果は、マイクロプラスチックが水中で化学的に不活性だという見方に疑問を投げかけ、生物学的損傷に関与し得る経路を示したとされる。
ただし、記述された証拠は実験室条件に限られ、人への影響や実環境での曝露水準を確立するものではない。
情報元
- ScienceAlertMicroplastics Aren't Inert After All: In Water, They Make DNA-Damaging Free Radicals元記事を読む →