統合レビュー、ADHD治療薬と全死因死亡低下の関連を示す
1,590万人超を含むレビューで、ADHD治療薬の処方と全死因死亡の低下に関連が報じられた。
大規模な統合分析だが、薬が差を生んだという因果関係は示せない。

19研究を検討し12研究の死亡データを統合
ScienceAlertは、2012年から2025年に発表された19研究を対象としたレビューを紹介した。
対象集団は米国、カナダ、スウェーデン、台湾、英国、フィンランド、デンマークにまたがり、12研究の死亡データを統合して推定したという。
記事は、ADHDのある人ではADHDのない人に比べ、全死因、自殺、けが、自然死による死亡リスクが高かったと伝えている。
また、処方されたADHD治療薬は、ADHD集団で全死因死亡の低下と関連していたという。
先行するレビューでは、ADHDのある人で自然死による死亡が増える証拠は見つからなかった。
今回示された薬物治療との関連については、前後比較を行えるデータは示されていない。
このメタ分析は、ADHD治療薬の使用とADHD集団における全死因死亡の低下との関連を新たに示す一方、ADHDと複数の死因による死亡リスク上昇との関連も示したと報じられている。
非常に大きな参加者集団のデータをまとめ、複数の死因を分けて検討した点に意味がある。
ただし、研究間には大きなばらつきがあり、ADHDや薬が結果を引き起こした証拠としては解釈できない。
情報元
- ScienceAlertADHD Drugs May Reduce The Risk of Early Death, Major Study Finds元記事を読む →