3C120の高温プラズマ流の内側にジェットの出発点を示す観測結果
巨大ブラックホール3C120について、X線と電波の同時観測から、冷たい円盤が高温プラズマ流へ移り変わる領域と、その内側でジェットが出る構造を捉えたと研究グループが報告した。

XRISMと電波望遠鏡で同時観測
東北大学、名古屋市立大学、京都大学などの研究グループは、X線分光撮像衛星XRISMと国際電波望遠鏡ネットワークで3C120を同時観測した。
研究グループによると、冷たい円盤はブラックホール半径の約20倍の地点で途切れ、数億度のプラズマ流へ変化し、その内側からジェットが噴き出しているという。
大量の物質を取り込む巨大ブラックホールが、どのようにジェットを噴き出すのかは大きな謎とされていた。
研究グループは、3C120で冷たい円盤がブラックホール半径の約20倍の地点で途切れて高温のプラズマ流へ変わり、そのさらに内側からジェットが出ると報告した。
円盤・プラズマ流・ジェットの空間構造
この報告は、物質を取り込む巨大ブラックホールで、円盤の変化、高温プラズマ流、ジェットが出る領域の空間的なつながりを示す観測結果となる。
情報元
- 京都大学 研究成果爆食いの巨大ブラックホールが生み出す「ジェット」の起源の解明へ元記事を読む →