モデル試験で、水に覆われたタウ結合部位を塞ぐと線維成長が停止
変異型タウ断片を調べた研究で、水に覆われた結合の起点がタウ線維の成長を助けると報じられた。
この部位を化学タグで覆うと、モデル試験では成長が止まったという。

19個のアミノ酸からなる変異タウ断片を試験
ScienceAlertによると、研究チームは変異型タウの19個のアミノ酸からなる断片を、実験とコンピューターモデリングで調べた。
水をはじきながら水に覆われた「ホットスポット」が、タウが硬い線維へと段階的に結合し始める部位として特定されたとされる。
さらに、この部位を化学タグで覆うと線維成長が止まったと報じられた。
タウの誤った折り畳みが脳内をどう広がるかは、長く残された疑問だった。
今回報じられた研究は変異型タウの19個のアミノ酸からなる断片モデルを使ったもので、患者への介入を示したものではない。
報じられたモデル試験では、水に覆われたホットスポットを化学タグで塞ぐと線維の成長が止まった。
この部位が、今後の薬剤研究で検討しうる標的として示された。
断片モデルから治療効果は導けない
タウ線維はアルツハイマー病や一部の認知症に関連する。
この機構が断片モデル以外でも成り立つなら、線維形成の研究や、その過程を妨げる方法の検討に役立つ可能性がある。
ただし、治療効果や患者への利益を示した研究ではない。
情報元
- ScienceAlertWater May Be a Hidden Trigger Behind The Spread of Alzheimer's in The Brain元記事を読む →