ウクライナで重量級ドローンによる負傷兵搬送が実戦任務に
ウクライナ部隊が、6基のローターを持つ重量級ドローンの下に負傷兵をつり下げ、前線陣地から搬送したと報じられた。
主に実験段階だった負傷者搬送構想が、1件の実戦任務として使われたことになる。

ハーネスで固定し約62キロを搬送
記事によると、ウクライナ第92独立強襲旅団は、ウインチを備えたHeavy Shot AYUDAG 6ヘキサコプター(6ローターのドローン)を使い、非公開の前線陣地から第30独立機械化旅団の負傷兵を搬送した。
負傷兵はドローン下部のハーネスに自ら固定したとされる。
飛行は1時間14分、距離は約62キロメートルだったと伝えられている。
記事は、負傷者をドローンで搬送する構想は主に実験段階にとどまっていたと説明している。
別のウクライナ製ストレッチャー搭載ドローンも、10月に前線試験を始めた段階だった。
同条件の過去の実戦搬送については、比較できる記録が示されていない。
今回の任務は、重量級ドローンによる負傷兵の搬送を、限定的ながら実戦で行った事例として伝えられている。
ただし、危険を伴う最後の手段であり、常態化や幅広い有効性を示すものではない。
危険を伴う最後の手段との説明
ロシア軍のドローンや地雷のため、車輪付き地上ロボットを送るのが困難だったとされる環境で、空中からの負傷者搬送を実地で用いた点に特徴がある。
一方、Gurzuf Defenceの共同創業者は、この種の搬送には負傷者にとって危険があり、最後の手段に限るべきだと述べたとされる。
情報元
- Ars TechnicaUkraine’s drone rescue of wounded soldier puts much touted idea into practice元記事を読む →