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脂肪性肝疾患MASLD、健康リスクの異なる5群を研究で提示

健康UNVERIFIED

肝臓に脂肪が蓄積する「代謝機能障害関連脂肪性肝疾患(MASLD)」について、健康リスクの異なる5つの型を見いだした研究が報じられています。
研究チームは患者1,532人のデータから分類を導き、別の3,070人でもその分類を検証したとしています。

脂肪性肝疾患MASLD、健康リスクの異なる5群を研究で提示

ScienceAlertによると、Mayo Clinicが主導する研究チームは、計算モデルを使って共通の特徴を持つ患者群を探しました。
分析には、性別、肥満度の指標であるBMI、肝障害に関係する血液検査値のほか、高血圧、肥満、高コレステロールなどの併存疾患を用いています。

研究チームは患者を最長10年間追跡し、心疾患、肝不全、がん、肝移植のリスクが群によって異なると報告しています。
参加者の約30%を占めたC1群は肥満のない高齢患者で構成され、肝がんや肝移植の割合が比較的高かったとされています。
約9%を占めたC5群では、MASLDの発症しやすさと合併症のリスクの両方に、遺伝的要因の関与が示されたといいます。

記事はMASLDを一つの疾患として説明し、研究チームがそれを細分化する案を示したとしています。
この分類を診療に使う前後で、患者の経過を比較した結果は示されていません。

提案された分類は、MASLDを臨床的・遺伝的な特徴が異なるC1〜C5の群に分けるものです。
報告された新知見は、各群と長期的な健康リスクの違いとの関連であり、患者を分類すれば治療成績が向上するという実証ではありません。

一つの診断名の中に、病気の経過が異なる患者群が含まれることを示唆する知見です。
患者に合わせた診療の研究につながり得ますが、各群にどの治療が最も有効か、また分類を使うことで治療成績が改善するかは、この研究では実証されていません。

情報元

  • ScienceAlertCommon Liver Disease May Actually Have 5 Distinct Types With Different Health Risks
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