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コロラド川上流域の地下水減少量、干ばつ期に下流域を上回る

地球UNVERIFIED

コロラド川流域の2004~2023年のデータを調べた分析で、深刻な干ばつの期間中、上流域の地下水減少量が下流域を上回ったとScienceAlertが伝えています。
雪解け水で補給される上流域の地下水は干ばつに強いという従来の見方に反する結果です。

コロラド川上流域の地下水減少量、干ばつ期に下流域を上回る

ScienceAlertによると、バージニア工科大学とインディアナ大学ブルーミントン校の研究者は、2019年10月から2022年9月末までに、上流域で約4.6兆ガロンの地下水が失われたと推定しました。
同じ期間の下流域の減少量は約2.5兆ガロンでした。

研究は学術誌『Water Resources Research』に掲載されたといいます。
筆頭著者のEsther Oyedele氏は、雪解け水で補給される上流域で、これほど多くの地下水が失われたことは予想外だったと述べています。

上流域の地下水は、山地の雪解け水で補給されるため、これまで干ばつに強いと考えられていました。
下流域はより脆弱とされていましたが、これは従来の評価であり、過去の地下水減少速度を示す測定値ではありません。

分析では、地表の水不足と地下水の渇水のつながりにも地域差が示されたといいます。
上流域では地表の水不足と地下水の渇水が起こる確率に強い関連がありましたが、下流域では関連が弱くなっていました。

記事は、下流域では地表の水が慢性的に不足しているため、地下水のくみ上げが地表の流量に左右されにくいのかもしれないと説明しています。
ただし、この説明が原因として確立されたわけではありません。

地下水は、川や貯水池の水が不足したときに、人々の暮らしや農業を支える予備の水源です。
今回伝えられた結果は、目に見える地表の水だけでなく、その予備の水源も流域の水管理で重要になることを示しています。
バージニア工科大学の水文学者Susanna Werth氏は、流域を守るには地上と地下の両方の水を管理する必要があると訴えています。

情報元

  • ScienceAlertAs Water Crisis Continues, Backup Water Supply in The Colorado River Basin Is Also Drying Up
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