WBR-20260930-014
記憶課題は維持、脳脊髄液の変化は1年後も残った可能性
報道によると、アルツハイマー病研究で注目されるタンパク質アミロイドベータの人工的な小さな集合体を、グリーンモンキーに投与した実験が行われた。
動物たちはその後1年間、図形を覚える課題で明らかな成績低下を示さなかったという。

報道によると、アルツハイマー病研究で注目されるタンパク質アミロイドベータの人工的な小さな集合体を、グリーンモンキーに投与した実験が行われた。
動物たちはその後1年間、図形を覚える課題で明らかな成績低下を示さなかったという。

一方で、最終投与から12か月後に採取した脳脊髄液では、対照群との差が報告された。
免疫応答に関わるタンパク質の増加のほか、神経細胞のつながり、血管、凝固に関連するタンパク質にも変化がみられたとされる。
1種類の記憶課題では成績が保たれたのに、投与終了後も分子的な反応の兆候が残った点が、この報告の奇妙な食い違いだ。
ただし報道は、これらの所見がサルのアルツハイマー病を意味するものでも、将来の記憶障害を示すものでもないと強調している。
小規模な研究で、対象は雌のみ、記憶課題は1種類であり、人のアルツハイマー病の初期変化と同じものかも分かっていない。
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