記事一覧
公開済み229件を、新しい順に一覧表示しています。
229
冷たいまま始まる海底の拡大? 沖縄トラフで示された可能性
海洋底の拡大は、地下深部から上がるマグマの熱で地殻が弱くなって進むと考えられてきました。ところが研究チームは、沖縄トラフ南部の調査から、広域的な熱流量が小さく、広くマグマが供給されている証拠も限られた条件でも、正断層が広がればリフト状の海底地形がつくられ、拡大が進む可能性があると報告しています。対象は八重山海底地溝と与那国海底地溝です。報告では局所的なマグマ活動の可能性は残る一方、広域的に高温でなくても成り立つ仕組みが提案されています。
- 公開記録
- 2026年10月21日
- 場所
- 不明

認証局の秘密鍵、256通りで復元できた可能性
報道によると、認証局eMudhraは8件の中間証明書を失効させた。研究者が、P-384の秘密鍵を256通りの値を試すだけで復元できる状態だったと見つけたためだという。公開された例の一つでは、秘密鍵の値は4だったとされる。ウェブサイト接続の信頼を支えるはずの鍵が、ほぼ即座に推測できたとされる点が異例だ。eMudhraは、証明書生成用スクリプトのエラーで弱い鍵の組が追加生成され、正しい鍵と似たラベルだったため誤って選ばれたと説明したという。報道では、Mozilla、Google、Appleがブロックまたは保護措置を加えたとされる。eMudhraは影響を受けた中間証明書の大半は本番環境で使われておらず、エンドユーザー向け証明書の発行に使われた証拠も見つかっていないとしている。弱い鍵が悪用された証拠もないという。
- 公開記録
- 2026年10月21日
- 場所
- 不明

DNSリクエストを毎回3台へ送るISPが存在か
報道によると、ICANNは、顧客のDNSリクエストを1台のリゾルバーに任せず、毎回3台へ送るISPを確認したという。対象の仕組みはGoogle、Cloudflare、もう1台のリゾルバーへ送信し、キャッシュされていないリクエストでは約半数を100ミリ秒以内に再送、さらに30%を30秒以内に再送しているとされる。奇妙なのは、DNSの信頼性を高めようとする仕組みが、かえって余分な通信を生む可能性がある点だ。ICANNの技術者は、これがバグなのか意図的な動作なのかは不明だとし、組織が原因を調べているという。
- 公開記録
- 2026年10月21日
- 場所
- 不明

認証局の秘密鍵に「4」が使われたとの指摘
報道によると、インドの認証局eMudhraでは、8件の中間証明書に関連する秘密鍵が侵害されたという。セキュリティ研究者のScott Helmeは、そのうち1つの秘密鍵が単に「4」だったと指摘したとされ、ほかにも非常に小さい数値の鍵が報告されている。奇妙なのは、秘密であるべき鍵が、報道の説明では公開証明書から1秒未満で復元できたという点だ。このように弱い鍵があれば、攻撃者が管理していないドメイン向けの偽HTTPS証明書を作れる可能性があるという。報道は、ブラウザ各社、Apple、eMudhraが影響を受けた証明書を信頼しない、または失効させる対応を取ったとする一方、ほかのサービスでは利用状況の確認が必要になる可能性にも触れている。
- 公開記録
- 2026年10月21日
- 場所
- 不明

ネットで信頼される証明書8件の秘密鍵、3〜8ビットだった可能性
報道によると、eMudhra Limitedに属する8件の中間TLS証明書で、秘密鍵のエントロピーがわずか3〜8ビットだったという。中間証明書はブラウザやアプリが信頼する認証情報に署名できるため、これらの鍵を入手した者がいれば、任意のインターネットサイト向けに不正な証明書を作れる可能性があるとされる。不可解なのは鍵の大きさだ。記事は、通常のNIST P-384秘密鍵がおよそ384ビットのエントロピーを持つことと対比している。報道では、影響を受けた鍵の一つで署名されたメッセージが鍵の支配を示す証拠として提示され、ブラウザなどが証明書を遮断し始めたという。一方で、掲載時点では証明書透明性ログに悪用の痕跡は出ておらず、古いシステムや組み込み機器の更新には時間がかかるおそれがあるとしている。
- 公開記録
- 2026年10月21日
- 場所
- 不明

Meta Museの共有リンク、会話名から第三者に見つけられるとの指摘
セキュリティ研究者らは、Meta Museで会話を共有するリンクが、本来リンクを渡されていない第三者にも見つけられたと指摘している。報告された問題は、単にリンクが公開されていたことではない。会話名がリンクのサブドメインに入れられ、パッシブDNSの記録から検索できる状態になったという。Metaはこの報告を検討し、リンクの発見方法を見直す可能性を検討する間、共有機能を停止したとされる。推測されにくいはずの共有リンクが、公開DNSの履歴に会話の題名を残してしまう——そこがこの事例の奇妙な反転だ。
- 公開記録
- 2026年10月21日
- 場所
- 不明

公式配布のRank Math PROにバックドア混入の可能性
WordPress向けSEOプラグイン「Rank Math PRO」の一部ダウンロード版が、限られた時間にベンダー公式サイト経由でマルウェア入りとして配布されたと報じられている。ベンダーは、バージョン3.0.123を有効化すると、導入先のウェブサイトが侵害されるおそれがあったとしている。疑われる感染源は、明らかに不審な配布元ではなく、製品の提供元から取得したプラグインそのものだったという。ベンダーによれば、このマルウェアは隠れた恒久的なアクセス経路を残し、感染サイトが訪問されるとバックドアを作り直す可能性がある。また、プラグインを無効化または更新するだけでは、すでに起きた侵害は除去できないという。クリーン版の3.0.124は公開済みとされ、無料版のRank Math SEOは影響を受けていないと報じられている。
- 公開記録
- 2026年10月20日
- 場所
- 不明

ベーリング海で希少だった交雑ガニが急増した可能性
報道によると、東部ベーリング海の底引き調査で、2025年にズワイガニとタナークラブの交雑個体が異例の急増を示した。これまでまれだった交雑ガニは、過去平均の13.4倍に達し、漁獲可能な大きさの雄ズワイガニのほぼ半分を占めたとされる。奇妙なのは、この増加が2018〜2019年の海洋熱波後にズワイガニ個体群が崩壊した時期に続いた点だ。報道で紹介されたコンピューターモデルは、海氷の減少とズワイガニの減少によって競争や捕食が弱まり、交雑個体が増えた可能性を示した。交雑ガニが繁殖できるのか、長期的に生態系へどう影響するのかは、なお不明とされている。
- 公開記録
- 2026年10月20日
- 場所
- 不明

不正なIPv4パケットでKVMゲストがホストへ到達する可能性
報道によると、Linux KVM上の仮想マシンは、不正なIPv4パケットを送ることでホストへ到達できる可能性があるという。この問題はPwnEscapeと呼ばれ、CVE-2026-99999として登録されたとされる。チェックサム用メタデータによって、先行する検査後にパケット情報が変化しうることが原因だと報じられている。仮想化では、同じ物理サーバーを共有するゲスト仮想マシンがホストを見たり操作したりできないよう分離することが前提となる。報道は、この分離が破られれば、ホスト上でのコード実行、クラッシュ、機密メモリの漏えいにつながる可能性があると伝えている。Linuxカーネルの上流修正は主要ディストリビューションへ取り込まれつつあるとされる。
- 公開記録
- 2026年10月19日
- 場所
- 不明

決着後の選挙市場で6億ドル超が取引された可能性
報道によると、Polymarketでは、実質的に決着した後、または別の選挙に置き換えられた後のエチオピアとルーマニアの選挙契約で、合計6億ドル超の取引があったという。エチオピアの市場では、選挙後も決済ルール上123日間取引が続いたとされる。奇妙なのは市場が開いたままだった点だけではない。報道では、取引の大半が落選候補に集中し、口座ペア間で短時間の売買が繰り返されたという。引用された研究者らは、こうしたパターンが見せかけの取引量を作るウォッシュトレードや取引活動の水増しを示す可能性を挙げる一方、取引者の身元は不明で、疑わしい取引が必ずしもウォッシュトレードとは限らないと注意を促している。
- 公開記録
- 2026年10月17日
- 場所
- 不明

Ubuntu 26.10、リリース候補段階のカーネルを搭載した可能性
報道によると、Ubuntu 26.10は、Linuxカーネル7.3が正式完成前のリリース候補第7版(RC7)だった段階でリリースされた。完成版の7.3が利用可能になれば、導入済みのマシンには更新として配布される計画だという。完成済みのOSリリースに、まだプレリリース段階のカーネルが載った、というちぐはぐさがある。同じ報道では、音声テキスト変換機能Mynaも技術プレビューとして搭載されたとされる。USBヘッドセットでは認識が大きく改善した一方、句読点や編集の音声コマンドは通常の単語として入力されたという。
- 公開記録
- 2026年10月17日
- 場所
- 不明

同じLLMでも端末で答えが変わるとの主張
ある記事は、同じQwen2.5-1.5B-Instructのモデルファイルに同一のトークンIDを与え、常に最上位候補を選ぶ生成を行っても、Apple M1のMacBookとNVIDIA Jetson Orin Nano Superで文章の回答が変わったと主張している。報告されたGSM8Kの数学問題250問では、生成文が38問で異なり、最終回答は18問で異なったという。fp16同士では全体スコアの差は小さかったとされる。記事は、このずれをハードウェアやソフトウェアのカーネルごとの、ごく小さいが決定的な浮動小数点演算の差に帰している。次に出すトークンの候補がほぼ同点なら、わずかな差で順序が入れ替わり、その後の解答の流れが分かれるという説明だ。Jetsonのint8設定ではさらに多くの回答が変わったとの主張もあるが、重みの精度と実行環境の両方を変えており、記事自身も大きなスコア低下の要因は切り分けられていないとしている。対象は1モデル、1組の端末、固定されたベンチマークの一部に限られる。
- 公開記録
- 2026年10月16日
- 場所
- 不明

AIで容易になったゲーム逆コンパイル、コミュニティ閉鎖へと管理者が主張
ゲームのコードを解析・再現する「逆コンパイル」を扱ってきた decomp.dev が、AIによって中心的な作業が大幅に容易になったことを理由に閉鎖すると報じられている。同サイトは、ゲームを解析してコードを再現するためのツールやファイル群を共同で扱う場で、管理者によれば従来は何年もの共同作業を要することがあったという。報道によると、匿名の管理者 Encounter は、新しいAIモデルが、指示や人の入力、コードレビューを伴えば逆コンパイルを大きく加速できると説明した。その結果、人主導のプロジェクトとAI主導のプロジェクトを見分けにくくなり、AIを使った「敵対的フォーク」が、基本的に動く未完成の移植版を先に出すこともあると主張している。奇妙なのは、decomp.dev が本来、少しずつ進む人間の作業を励みに変えるための場だった点だ。Encounter は、進捗率を眺める仕組みがAIによって中身のない数字競争になったため、閉鎖に至ったと述べたとされる。
- 公開記録
- 2026年10月16日
- 場所
- 不明

Accenture、Claudeの中央負担を月29ドルに絞った可能性
報道によると、Accentureは10月1日からClaude Enterpriseの費用負担を変更し、会社が中央で負担する額を1人あたり月29ドルにしたという。これを超える利用分は、従業員がプロジェクトやチームの予算を見つけて賄う必要があるとされる。一部の利用者にとって、この額は大きな隔たりがある。記事が確認した社内メッセージでは、月500ドル超の利用や、通常は月500〜1,000ドル程度の利用が報告されている。Claudeへのアクセス自体を失ったという従業員の投稿もあったという。顧客にはAI投資を勧めてきた企業が、自社従業員のAI支出には厳しい中央上限を設けたとされる点が際立つ。Accentureは、適切な仕事に適切なツールを提供し、AIの能力、人材育成、導入支援への投資を続けていると説明した。
- 公開記録
- 2026年10月16日
- 場所
- 不明

地下深部で予想外の温度履歴を残したとされる岩石
報道によると、パプアニューギニア東部のグッドイナフ島で採取された岩石には、約440万年前に沈み込み帯で地下90キロメートル超まで運ばれたことを示す鉱物が含まれているという。この岩石は、地下約45キロメートルで約700℃を記録した一方、地下90キロメートル超まで沈降した後の温度上昇は約100℃にとどまったとされる。現在の沈み込み帯の熱モデルと比べると、浅い段階では予想より高温で、より深い段階では予想より低温だったとされ、この組み合わせが異例だと報じられている。研究者らは、その説明候補として、浅部での強いせん断による発熱や、沈み込み帯がまだ十分に冷えていない若い系である可能性を挙げているという。
- 公開記録
- 2026年10月16日
- 場所
- 不明

過去の画像では何も見えなかった場所に、2度現れた信号
ある報道によると、ハッブル・ウルトラ・ディープ・フィールドのごく狭い領域で、異例の近赤外線信号が見つかった。ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)による88日間隔の2回の観測で、しかも異なる観測角度から現れた一方、その位置には過去のハッブル宇宙望遠鏡とJWSTの観測で見える天体がなかったという。報じられた信号は、およそ1.6マイクロメートルの明るい単一の放射線だった。もし以前のJWST観測時にも存在したなら検出されていたはずの明るさだったとされるが、距離や起源を特定する手掛かりとなる別の線は見つからなかった点が不可解だ。研究チームは、初期宇宙またはより新しい時代の銀河、超新星、恒星を引き裂くブラックホールなどを候補として検討したと報じられている。しかし、どの説明も観測結果全体にはきれいに合わないという。正体を調べるには、追加の放射線を探す、より深い分光観測が必要だとしている。
- 公開記録
- 2026年10月16日
- 場所
- 不明

水中のプラスチック粒子、化学的に不活性ではない可能性
水中のプラスチック粒子の表面で、反応性の高い酸素含有分子が生じる可能性を、ある研究チームが実験で報告した。化学的に安定した素材として使われるプラスチックにとっては、意外な結果だ。研究チームは水中で6種類のプラスチックを調べ、いずれからもラジカルが生じたと報告している。水をはじきやすいプラスチックほど信号が強く、界面活性剤で粒子表面の水の層を変えると効果は弱まったという。チームは、水をはじく表面の近くでは水分子の並び方が変わり、表面の電荷もラジカル生成を起こしやすくする可能性を説明として示している。さらに、プラスチック粒子を使った実験ではタンパク質の凝集とマウス赤血球の損傷も報告された。ただし、人体への曝露や病気との関係は未解明だという。実験に使われた粒子の多くは新しい実験用粉末であり、粒子の古さや大きさ、現実の曝露量、人体への影響の大きさは今後の課題とされている。
- 公開記録
- 2026年10月16日
- 場所
- 不明

AIによるRust移植、Go版のバグまで写したとの主張
ある開発者が、AIエージェントとAPI換算で約2万4,000ドル分のトークンを使い、MicrosoftのTypeScriptコンパイラーをRustへ移植したと報じられている。完成版はTypeScriptの適合性テストをほぼ100%通過し、MicrosoftのGo版の書き換えより2倍高速だと主張されている。奇妙なのは移植の経路だ。報道によると、AIエージェントは元のJavaScript実装を直接Rustへ翻訳するのではなく、Go版を出発点にした。その近道により、Go版にあったバグの一部までRust版へ引き継いだとされる。開発者自身も、別の人から指摘されるまでその方法に気づかなかったという。
- 公開記録
- 2026年10月16日
- 場所
- 不明

冷却装置が加熱へ? 仏スーパーを襲ったとされるサイバー攻撃
報道によると、正体不明の攻撃者がフランスの約700店のスーパーマーケットで冷凍・冷蔵設備の制御装置を侵害し、温度を最高50℃まで上昇させたとされる。食品が傷み、火災も起きたと報じられている。影響を受けた制御装置の欠陥については、研究者が8月、攻撃者が「制御装置を凍結させる」ことや「食品を解凍する」ことが可能になり得ると警告していたという。報道では、装置の一部はインターネットから到達可能で、更新提供が終了していたり、古いファームウェアを使っていたりしたとされる。
- 公開記録
- 2026年10月16日
- 場所
- 不明

電子ペーパーで30fpsのGame Boyが動いたとの主張
報道によると、YouTuberのBo Made Itは、1.54インチのESP32-S3搭載電子ペーパーボードで、ゲームボーイのエミュレーターを毎秒30フレームで動かし、4階調のグレー表示を行う「InkBoy」を作ったという。奇妙なのは、この画面は更新に約300ミリ秒かかり、主に静止画向けとされていた点だ。記事では、独自ドライバーで顔料の移動を途中で止め、画素ごとに駆動することで、元のドライバーの制約を回避したと説明されている。コードはGitHubで公開されたとされる一方、独自波形や高速更新は電子ペーパーパネルに恒久的な損傷を与えるおそれがあり、長期寿命は検証していないとの注意もある。
- 公開記録
- 2026年10月16日
- 場所
- 不明